麻疹感染にご注意ください

麻疹(はしか)は、重症の肺炎・脳炎などを起こし、死亡率が高く、1000人に1人が死亡すると言われる「感染力の大変に強い」疾患です。保健所への届け出の必要な五類感染症です。原因は、麻疹ウイルス。日本では、予防接種の普及に伴いまして、国内発生は減少してきました。また、南北アメリカ大陸での感染も非常に希になっています。反面、アジア・アフリカなどからの「持ち込み感染」が増えております。

予防接種を2回行っていない場合や、抗体価が下がってしまった人の場合には、日本人でも感染する危険性はあります。国によっては、渡航先での麻疹感染がわかりますと、大きな行動制限を受けます。下記リンクを、ご覧になって、麻疹(はしか)について、よく理解をしておきましょう。

厚生労働省・麻疹について